20201028

KILLah BEEN 『音儀』

10/28Release!




1.ALIVE prod. D.I.K cuts. DJ BEHARD
2.PROOF prod. DJ琥珀 & LORD 8ERZ
3.蜘蛛斬り feat. BUZZ & KILLA EAT prod. BELL FLIP
4.LCG48 prod. JUCO
5.CRISP prod. alled cuts. DJ TRIPPiN’
6.ANSWERS prod. D.I.K
7.SHADOW prod. BUGSEED
8.BUM ( INTERLUDE ) prod. FZA
9.SIGN prod. FLASH PISTON
10.DADAH feat. COBA5000 prod. 7SEEDS
11.DAGGAH prod. RUFF cuts. RUFF
12.LEAKIN' prod. DOPEY cuts. DOPEY

<REVIEW >
KILLah BEENの三作品目がいよいよ世に出る。五年ぶりの作品と聞いて色々思いが溢れてきた。十数年前、Nasは落ちぶれたシーンを憂いて「ヒップホップは死んだ」と言い放った。彼は「どれも同じに聴こえる/皆商業主義に走ってる」と言った。背景には右へ倣えで流行りのサウンドを模倣する状況があった。さて、日本のヒップホップはどうか。私から見ればいまの日本にも同じ言葉が当て嵌まるように思えて仕方がない。似通ったサウンド一辺倒の日本のヒップホップはいま正に瀕死状態にあると言っていい。言葉尻を捕らえる競技ばかりに注目が注がれ、転売屋の如くカルチャーには愛情が注がれない。その証拠に「音」と「言葉」と「背景」の三拍子揃った総合芸術は殆ど姿を消してしまった。そこに目を覚ませと言わんばかりのカウンターパンチを食らわすのが、アングラ番長ことKILLah BEENであり、アルバム『音儀』である。音を聴けば彼がビート選びにおいて並外れたこだわりを持つことが分かる。おそらくそれは彼が心底音楽を愛して止まないDiggerであることに起因する。ただし勘違いしないで欲しい。KILLah BEENの創意に富む音楽は懐古主義者たちが集う為にあるのではない。現状を打破し、新たな未来で再会する為である。どこまでも先へ突き進んで行けるようなサウンドを堪能しながらリリックを追って行くと、見ている景色が変わる。思いが結集し、目頭が熱くなる※。KILLah BEENの作品にはそういう力がある。
※KILLah BEEN自身が十年以上ぶりにビートを作成したという、#08のInterludeを是非聴いてみてください。

文 : SIRCORE


"知らなきゃモグリ" 現場至上主義を貫き通す孤高のMC、KILLah BEEN。
KILLah BEENというMCには"伝説"という形容詞が良く使われる。既にあのファーストアルバム"公開"も伝説の幕開けと人は言うのだろう。
そのKILLah BEENがリリースする2ndアルバムはそのタイトル通り "夜襲" をしかける。ライヴ活動一つ一つを落とす事無く大切に全力を振り絞り、全国を駆け巡る。
幅広い世代の至高のビートメーカーの作り出す極上のビート、選ばれた血となり肉となる言葉が踊る。ここに出来上がるものは正にHIP HOPそのものだと言い切って良い。
伝説的なグループ、WAQWADOMの総帥としてもその名を広く知られるREAL HIP HOP MC、KILLah BEEN。ファースト・ソロ・アルバム『公開』のリリースから3年の時を経てリリースされたセカンドアルバム。

SIR CORE / MASS-HOLE / JUCO / SOUTHPAW-CHOP / alled (BLYY) / DOPEY (R.G.F) / NOZ / D.I.K(UP WARD RECORDINGS) / DJ YAS (KEMURI PRODUCTIONS) / 
GREENBEEがトラックを提供。













はい
個人的には11.DAGGAHが好きでした!
ぜひチェックください!

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