20151231

closing the year



背中が痛くて目が覚める
そういえば極寒の忘年会の後
仲間の家で寝たんだ
誰もいない居間で一瞬ぼーっとする
過去にもここで同じ感じの大晦日を迎えている

上越線の時間を調べて駅へむかう
すこしアルコールはのこったまま
快晴の早朝は寒く身を縮めて
日差しにさしかかってゆるんでをくり返す
目が覚めてきた頃 駅についた

準備中の券売機
待合室に老人が一人
少し戸が空いてるけど寒くないのだろうか?
ベンディングマシーンが静かに唸っている
すれ違う女子高生と目が合う
特に何の感情も思い浮かばないままホームへ向かう

ふだん滅多に乗らない電車に揺られて
静かにゆられる非日常
一駅しか無いのは残念だけど下りなければ

改札を抜けて駅を出るといつもの街並だ
シャッターをあけてヒーターのスイッチを入れたら
いつものようにコーヒーを入れる
やっとあたたまって一息ついて
またここに戻って来たなと確認する

今年も色々思う所はあったけど
まだまだやれる気はしているし
諦める事が無い限り終わりは無いのだ
ゆっくりインクを準備してスキージを探す


2015年大晦日



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